今日ふと浮かんだテーマです。
わたしは、詐欺に遭った!
と悲観したり、怒ったり、感情が波を打ち、
自分を責めて、自己犠牲をして来ました。
今日、お姑さんから頼まれて、
お姑さんのお友達の、フラワーアレンジメントの送迎をしました。
お姑さんのお友達は、わたしを、すごく褒めてくれました。
わたしが、そのお姑さんのお友達に言った言葉が、
「お姑さんは、お嫁さん詐欺に遭ったのです。」
でした。
とっさに出た言葉でしたが、
本当のことです。
投資詐欺の紹介者のY夫妻は、わたしと主人を、会わせてくれた方です。
お姑さんは、Yさんのご主人に、お嫁さんを探してもらうようにお願いしていました。
Yさんご夫妻は、農家を営んでいる事から、お嫁さん探しは、難航していたみたいでした。
そんな時、わたしに声がかかりました。
わたしの父には、借金がありました。
Y夫妻は、その事を一切隠して、
縁談をまとめました。
お姑さんは、いっとき喜びましたが、
Y夫妻が、隠していた事が、分かるようになると、怒りを露わにするようになりました。
ある時、子どもが生まれた後に、
微熱が下がらずに、休養していた時だったかと思います。
父に、お姑さんは、言ったそうです。
「體の弱い嫁は要らない、持ち帰ってくれ!」
わたしが、色々悩んでいた時に、
父からこの事を聞きました。
わたしは、辛かったけれど、
今になると、お姑さんの気持ちも分かります。
父に借金がある事が、始めから分かっていたら、
縁談を、断ったのに、Y夫妻に嘘をつかれた!
と言う事だったのだと思います。
けれど、Y夫妻からしたら、
気が強く、なんでも器用にこなしてしまうお姑さんのところに行けるお嫁さんなんて、いない!
と言う事だったのかもしれません。
偶然に、Y奥さんが、そのように言われたのを、
聞いたことがありました。
それは、宗教を通じて知り合いだったY夫妻に、
「宗教で見てもらったら、良くなかったので、辞めます。」
とわたしが、縁談前にお断りした時に、奥さんが言った言葉だと思います。
Y奥さんも、わたしには、務まる家ではないと、はっきり言っていたような気がします。
しかし、お姑さんは、とにかくお嫁さんを紹介して欲しいとYご主人に、懇願しました。
それは、しつこくしつこく!懇願したようです。
そこで、Yご主人が、わたしを説得しました。
父に借金があり、二人で共倒れになるなら、
お嫁に行った方がいいと、言ってもらいました。
わたしは、一人っ子だったので、
「将来は、お婿さんをもらってね」
と小さな時から、言い聞かせられていました。
けれど、父の借金がとても大きく、
一度離れた方が良いかもしれないと、
Yご主人の説得を受け入れました。
けれど、Y夫妻は、縁談をまとめるために、
父の借金の事は、言わなかったのでした。
結婚したあとに、父が話すことから、
だんだんと分かるようになりました。
だんだんと、お姑さんが、怒りに震えて行くようになったのは、その頃からだったかもしれません。
今は、お姑さんわたしを、自慢してくれています。
お姑さんのお友達に、ちょっとだけ、この内容をおはなししたら、びっくりしていました。
今まで、一度もわたしの悪口を聞いたことがなかったそうです。
きっと、お姑さんにも、お友達にも言えないくらい悩んだ時期もあったのだと思います。
お互いに、乗り越えて来たのだと思います。
ここまで、読んでいただき、
ありがとうございます。