お姑さんは、お嫁さん詐欺に遭ったなんて、
考えたりしてなかったかもしれません。
けれど、お姑さんと違って、
指示命令に従わないものだから、
きっと、
「今の嫁は!(怒怒怒)」
と言う事がたくさんあったのだと思います。
実は、わたし、お嫁に来た時、
直感があって、
父と同じように借金になるかも?!
そんな風に感じたのです。
そうならない為にと、
始めた投資でした。
結局、始めて10年くらいで、
元本が帰らなくなりました。
一生懸命勉強して、
節約して、元本を増やして来たのに……
けれど、結婚をお世話していただいた、
Y夫妻が代理店のご両親だから、
責める事も出来なくて、
関家の中では、わたしに非難が集中していました。
その穴埋めを、したくてアロマ系ネットワークビジネスにハマったりもしました。
お姑さんに、アロマケアをするようになったのは、この頃でした。
更に、自分に休みを与えない罰を課したのも、この頃だったと思います。
毎日が、火事場の馬鹿力!
この時のわたしは、まさにそんな感じでした。
お姑さんに色々言われるのは、毎日の事。
それを、火事場の馬鹿力で、
跳ね除けながら、とにかく一生懸命に働きました。
この頃は、今から7年前くらいです。
お姑さんは、80歳近くになっていて、
腕が痛いから、はしごを持てなくなって、
足が痛いから、はしごに乗らなくなりました。
だんだんと、わたしの方が元気になって来ました。
お姑さんと過ごすのが、17年を越えた時、
母と過ごした時間より、お姑さんと過ごした時間の方が長くなっていました。
父に教えてもらったように、優しく労わる事を、
心がけるようになりました。
お姑さんが、ヒステリックに怒りに震える時には、マッサージやアロマケアを部屋に乗り込んでやるようになりました。
お姑さんの部屋は、狭くて、タンスが2つあり、
その上に空箱が山積みになっていました。
主人とわたしには、良い部屋を用意してくれていたのに、お姑さん自身は、狭くて寒い北のお部屋でした。
投資元本がなくなる数年前に、投資利息で、お姑さんのお部屋を、リフォームした事がありました。
今考えると、あのお金の使い方は、良かったと思います。
結局なくなるお金を、物質化出来て、それからお姑さんは、良い環境で休めるようになりました。
わたしも、お姑さんも
頑張って来ました!
たくさんケンカもしたけど、
たくさん、マッサージもしてあげました。
そして、わたしは、介護してもらいました。
ここまで、読んでいただき、
ありがとうございます。