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はしごから落ちて奇跡的に元の状態に戻ったわたしその1

2023年11月22日水曜日 午前9時半頃
わたしは、8段梯子の上から落ちた。

全身の痛みで、子どものように泣いた。
ここで意識があった事が、一つの奇跡だった。
意識がなかったら、すぐ、救急車だっただろう。
泣いていたら、近くで見ていたお姑さんが、わたしの身体を必死にさすってくれた。
落ちた時どんなかっこうをしていたか、覚えていなかった。
けど、手は動くか?足は動くか?
確かめてみた。

右手痛い けど動く。
左手 大丈夫だ!
右足動く
左足動く

とバタバタしている時、
わたしは、「よいこらしょ」と言いながら
うつ伏せになった。
そうしたら、痛みが少し楽になった。

陽の当たる、天気が良い日で、
草も適度に伸びていた。
草を見ながら寝そべっていた。

主人が「大丈夫か?」と心配して来てくれた。

りんごの収穫があと数日で終わる
とても、忙しい日だった。

みんなに、迷惑をかけなくない。
「大丈夫、ほっといて」
と言った。

わたしは、今朝、
りんごの収穫があと少しで終わるから、
今日は、頑張らなくてはならない。
元気のある朝に、高いりんごを収穫してしまおうと8段のテッペンに登っていた。
後少しで届きそうなりんごがあった。
梯子の位置を変えてもう一度テッペンに登った。
大きなりんごには、手が届かない。
9段の梯子にしようか?
枝を引っ張ったら取れるかも?
左手で枝を引っ張った。
その枝がちぎれた……
「あっ……」
落ちていた。

落ちて、全身の痛みに襲われた瞬間
父のお姉さんのおばさんの事を思い出した。
おばさんの無念な気持ち
家に帰りたかった気持ちを察した。

「おばさんの気持ち全然わかってなかった
ごめんなさい ごめんなさい」

と繰り返し謝っていた。

今まで、やっこうりんで供養して来たけれど、
昨日おばさんの事を思い出していて、
おばさんから、「ちがうよ!」
って、バチが当たったのか?
とも、ちょこっと考えたりしました。

おばさんは、バイクで事故に遭って、
全身に骨折などあったみたいで、
緊急手術をして、治療されたのに、
翌日に急変してお亡くなりになってしまっていました。

その事を、わたしは、家族がしていた、りんご収穫の音を聞きながら考えていた。

主人が、高所作業車を出して、わたしが取りたかったりんごを取ってくれた。

ここまで、主人とお姑さんとわたしで、りんごの収穫を頑張って来た。
主人は、収穫したりんごの選別、
お姑さんは、低いところのりんごの収穫、
わたしは、梯子に登って高いところを、収穫していた。

いつもは、お手伝いさんに来ていただくのだけど、今年のりんごは、出来が悪いので、
お姑さんは、
「出来の悪いりんごに人を頼めない」
と強く言われた為、
わたしは、高いところの収穫を頑張って来たが、
前日の仕事終わりに、
わたしの心の中から
「もう、高いところの収穫するの疲れてしまった」
とどこからともなく来た。
ちょっと口にしてみたけれど、
「お前選別やるか?」
そんな風に主人に言われ、
「出来ない」
と言うと
「高所作業車使え」
と言われたが
「出来ない」
と言った。

それで、いつも通り、収穫することになった。
そして、落ちたのでした。

そんな事を、考えつつ
天気が良く
おてんとうさんの陽に当たって
わたしは、今、治療を受けている
と思った。

妹さんにお願いをして、
イベルメクチンを持って来てもらって、
一錠飲んだ。

続く