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わたしは長い間ノイローゼだったその5

いつも読んでいただきありがとうございます。

お金について、深掘りして来ました。

わたしが、生きて来た中で、
普通に選択した事が、
自分の中でなんらかの根拠があり、
自分で選択したことを、
自覚しています。

お金をなくした時に、
感情的になり、悲観して、
自分を責めたりしました。

今、こうして、普通に家にいる事も、
過去の選択がなかったら、
今、ここに居なかったと思います。

父の借金や、母が病気にならなかったら、
わたしは、いつまでも、
わがままな、邦子で、
いつまでも、甘えていたかもしれません。

わたしは、いつも頭の中で、不安になる言葉が、駆け巡っていました。

きっと父の借金がなく、母が病気にならなかったとしても、自分に自信がなく、
他人にどう思われているか?
そんなことを、ずっとずっと、
考えているだけの人生をしていたかもしれません。

父の借金があったから、
母の病院があったから、
自分の人生をより良くしたくて、
新興宗教をしていたと思います。

そこで縁した方の紹介で、
主人と結婚して、
今の家族とのご縁が出来ました。

ご紹介してくださった方は、
投資元本を失くしてしまった、
○○○さんを紹介してくださった方Yさんのご主人です。

主人のお母さんが、Yさんに、

「半年でお嫁さんを見つけてくれると言ったのに、まだなんですか?」

としつこく訴えた事から、
Yさんが、
わたしに、白羽の矢を立てて、
説得した。

わたしは、一人っ子で、
お婿さんをもらって欲しいと、
祖母に言い聞かされて育ちました。

わたしは、すごく素直なところがありました。
だから、その言葉が、
引っかかっていました。

Yさんは、とにかく、縁談をまとめる為に、

「お父さんと二人共倒れになるよりは、
お嫁に行って、幸せになる方法もあるよ。」

そんな風に言ってもらいました。

結果的に、Yさんが、紹介していただいたおかげで、主人と結婚して、
今こうして、安心安全な環境で、
22年も暮らして来れました。

農家の仕事は、なかなか儲からなくて、
大変な事も多いけど、
元気なお姑さんに、
たくさんの事を教えて頂き、
今のわたしがあります。

わたしは、今農家を営む方が、
儲かっているのか?
そんな事を考えてしまいます。
儲かるやり方をやらないわたしたちが、
悪いのかもしれません。

けど、
農家は、たくさんの人の食べ物を、
栽培している訳だから、
普通に働いて、
儲からなければならないんじゃないか?
今、たくさんの高齢者の方が、
年金を農業に足して、
経営していないか?
本当に儲かっているのか?

静かに観察しています。

毎年、秋の収穫までに、
誰かが具合悪くなり、
その時からそのままの畑を目にします。

そして、毎年、りんごの木が切られています。

わたしは、主人と結婚してから、
農業の道に、入りました。

お金がないのは、
お前が悪いんでしょ。

とは、主人は、言わないけど、
食事の時、

「お前が悪い」
と何度も何度も
言われて来ました。

それが、まるですごく当たり前で、
この家で起こる事
全てが、
「お前が悪いんでしょ」
と言われた様な感覚でした。

お姑さんからは、
娘がすること全ては、
母親の責任と言われて来ました。

わたしは、それが辛くて、
何度この家を飛び出してしまおうかと
思っていました。

けど、
わたしには、帰る実家がなかったので、
わたしの中の選択は、
近くの大きな川まで歩いて行って飛び込むか、
主人に謝るか
二つに一つでした。

わたしは、
主人に謝る事を選択して、
この家に留まりました。

わたしは、母のような選択をしたくなかった。

わたしは、母が亡くなったあと、
なぜ亡くなってしまったのか?
と10年以上も、
亡くなってしまった母を、
責めていたのでした。

わたしには、素直なところがあり、
主人に、お前が悪いと言われると、
そうなんだ
わたしが悪いんだ。

そう自覚しているのですが、
こころの中の葛藤が、
ものすごくありました。

それは、母を責めた気持ちと、
主人を責める気持ちが、
重なっていたのかもしれません。

結婚して、子どもが生まれて、
2年経ったくらいから、
そんな辛さを、
わたしは、抱えていました。

けれど、
こうして、ブログを書いて、
自分の思考を俯瞰して見た時、
この大変な辛さを、
内に秘めて、
ただ生きて来ただけだけど、
それだけで、
価値があったことなんじゃないかな?

そんな風に思っています。

今、辛くて切ないよ。
挫けそうだよ。
と言う方がいらっしゃったら、
生きているだけで、
価値がある。

人に何を言われても、
自分の価値を、
自分で見出していく、
繰り返しだけしていたら、
きっと大丈夫。

また、気付いたら書きます。