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トラウマこそ洗脳その4

わたしは、いじめられながら、だんだん主となっていじめている人が分かっていました。

そうなんです。
中学生だったわたしは、けっこう冷静でした。

クラスほぼ全員に無視された期間は、約1年半くらいだったかと思います。

中学2年生の林間学校の時の、写真の自分が嫌いで、せっかく購入した写真を、全て棄てた事がありました。

あの時に、無視される存在のわたしと言うものが、自分の中にでーーんと居座っていました。

何をしても、わたしは、無視されるような存在なのだ。

勉強を頑張っても、どうせわたしなんかダメなんだ。未来に希望が持てなくて、毎日どうやって死んだらいいかを考えていた中学時代。
高校にどこに行くか先生に聞かれた時、近くでいいと、全く考える事をしなかった。

自己肯定感が低く、誰かに認めて欲しい。
そんなことを、ずっと考える様になっていました。

自己肯定感が低かった事が、
人生において、良くない出来事を、
自分が引き寄せて来たのかもしれません。

それでいて、誰かに自分の悪口を言われたら、
ものすごく悩んで眠れなくなる。

そうだけど、本当の自分の姿を見たくなかった。

いつも、誰かの事を、心の中で責めているのに、
それを必死に隠していました。

そう、いじめに遭った時も、わたしがいけなかった事があった。

今になって、その課題を乗り越えようと必死になっています。

それは、どうして理不尽なことをしたのか?
相手に確認をしなかった。
自分の気持ちを、伝えなかった。

その3で書いた、教頭先生に伝えた言葉……

それは、わたしがずっと言いたかった言葉だったのかもしれない。

いじめていた方に、

「あの無視された期間、わたしは、ずっと死ぬことばかり考えていたのよ。貴方は、人の事を高笑いするばかりだった。その高笑いが大嫌いだった。」

わたしは、面と向かって言う勇気がなかった。
だから、強い人に憧れて、
そう言える人の近くにいたのかもしれない。

けど、それは、間違いだった。
結局頼った人もまた、高笑いする人だった。

けれど、いい事もある。

その後、
色々な人と対応する時に、
笑い方を良く見る様になった。

トラウマこそ洗脳だ。 
解けないトラウマは、ない。

必要な事は、良く見る事。
自分で自分を励ます事。

今自分が生きているのは、
自分が生きる選択をしたからなんだ。

自分をほめる。
それが、1番の近道。

21:59になりました。

おやすみなさい。